良書読書会の主催者が、この春から新たに始める読書会、「銘書読書会」。座右の「銘」に置きたい書物を、一緒に増やしていきませんか?
銘書読書会は、現代に読んでも価値のある書物=「銘書」を、古典として受け取るのでなく、新たな視点で読み返し、参加者の人生に活かしていくことを目的としています。今のところ、ヨーロッパ思想の書物(デカルト、ルソー…)やアメリカのモダニズム文学(フィッツジェラルド、ヘミングウェイ…)など、現代社会にも陰に陽に影響を及ぼしている本を課題書にしていこうと考えています。
「興味あるけど読んでない」「名前は聞いたことあるけどどんな本か知らない」という方、大歓迎です!(最初の数回は、主催者が作品の背景や歴史等を簡単に補足する予定)もちろん、これまで良書読書会に参加したことがない方もお待ちしております!
(翻訳は、岩波文庫の『カンディード 他五篇』(植田祐次訳)を一応の課題書とします。が、光文社古典新訳文庫や晶文社から出ている翻訳を読んで参加してもOKです!)
日時: 4月20日(土) 12:30集合~15:30
(※途中参加、早退自由。)
会場: 新大阪周辺の会議室 (参加希望の方に、詳細な場所を記載したメールを送付します。)
会費: 500円(会議室使用料として)
なぜ『カンディード』を選んだかと言うと、この作品がリスボン大地震(1755)に影響を受けて書かれ、作品の背景ともなっていることが大きな理由です。さまざまな災害のリスクと共存しなければならない現代社会で、どこに希望が見出せるか? この作品が、そして青年カンディードの生きざまが、皆様がその問題を考えるきっかけとなり、良き助けとなることを願います。
参加してくださる方、ご質問のある方は、
goodbooks.preservationsoc@gmail.com
にご連絡ください(アドレスは良書読書会と共用です)。
また、恐れ入りますが会場の座席配置を考える都合上、参加予定の方は、2日前の
4月18日(木)までに
上記のアドレスにご一報ください。「参加します」だけでもOKです!
それでは、さまざまな方のご感想をうかがえるのを楽しみにしております。 M